落語を聴いたことがないなんてダサい!と言わせたい。同世代に届ける「立川志の彦」の創り出す新しい古典落語のカタチ |立川志の輔一門 立川 志の彦(たてかわ しのひこ)

  • 2017/01/06

落語家でありながらco-ba shibuya会員である立川志の彦さん。そんな志の彦さんが行う落語会は一風変わった面白い取り組みばかり。映画館・森の中・真っ暗な会場で視覚を遮って聞く落語会など、落語の可能性を広げていらっしゃいます。
その理由は、志の彦さんの落語を世の中に広げたいと落語愛から生まれるものでした。

落語との出会いが人生をガラリと変えた

co-ba:本日はよろしくお願いします!まずは、お仕事の内容とその活動について教えてください。

志の彦さん:落語家です。これまでの経歴を簡単に説明しますと、24歳で落語家師匠立川志の輔に入門し、入門後は前座修行として師匠の元で学びます。期間は人によってそれぞれ異なるのですが、僕の場合は6年半みっちりつきっきりでした。修行の時期が終わり二つ目に昇進しますと、今の僕のように落語会を開けるようになります。落語は寄席で聴くというイメージが強いかと思いますが、たくさんの落語に不慣れな方に足を運んでいただきたいので、様々な場所で落語を行います。渋谷パルコ劇場・下北沢本多劇場・赤坂ACTシアターでライブを行っている師匠の教えです。ですので、落語会を開けるようになったからといってすぐにできるものではなく、落語会場を探すところから始まるんです。つまり、集客や落語会の企画運営も自分で全て行わなければいけない、ということです。なんでも自分でやらなければいけないので、最初は右も左もわからず苦労しましたが、逆に自分らしさを追求でき、結果的に表現の幅が広がったと思っています。

co-ba:昨今はお笑いブームですが、志の彦さんが落語家を目指したきっかけは何だったのでしょうか?

志の彦さん:小さい頃から人を笑わせたり、人に楽しんでもらったりするのが純粋に好きでした。なので、人を笑わせてお金をいただける、そんな夢のような仕事ができたらいいなと小さいころから思っていました。
大学を卒業して就職したら、自分の夢は諦めなければいけないと思っていたので、就職はしないと絶対に決めていました。しかし、現実はその思いをどのように表現していいかがわからず、大学卒業後1年半くらいフリーターをやっていた時がありました。自分で決めたことなのに、周りが就職して自分だけが取り残されていくような感覚に陥っていることが多々あって辛かったですね。その時期に、色んなジャンルのライブを見に行ったり、歌舞伎とか芝居とか映画を見たりして興味の幅と感性を磨きました。その時は一年に300冊以上の本は読んでましたね。そして、色々なものを勉強していく中で落語に出会ったんです。「面白い」って一口に言っても、様々な意味で「面白い」がありますよね。本を読んでも面白いですし、映画を見ても面白い、漫才を見ても勉強してても、バナナの皮で誰かが転んでも面白い。でも僕がやりたい笑いというのは、何かを伝えるためのツールなんだと思いました。面白い先生の授業だと内容がスッと入ってくるように、伝えたいものを相手に届けるための笑いだと思ったときに落語に出会い、師匠のライブをみて、これだ!と衝撃を受けました。

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(2015年5月にco-ba shibuyaで最初に開催された「立川志の彦落語会」の様子)

co-ba:落語との出会いが人生を変えてくれたのですね。そんな志の輔師匠との出会いはどのような感じだったのでしょうか?

志の彦さん:落語は江戸時代から続く日本の伝統的な芸能で、幾つかの一門が存在します。落語家になるぞと決意する前に、それぞれの舞台に足を運んでみたのですが、直感的に今の師匠の落語が一番面白かったんですよね。おじさんが一人でしゃべってるだけなのに目の前に映像が鮮明に浮かびあがってきて気づくと噺の虜になっていました。日本にこんな芸能があるんだ!この方の下で学びたい!と心が動かされたのは師匠だけでした。落語家になりたいというよりも志の輔の弟子になりたいという思いが強かったです。

co-ba:まさに運命の出会い!やりたいことが見つかり、志の輔師匠の元へ弟子を懇願しに行かれたんですね。

志の彦さん:これが一筋縄では行かなくて。はじめは事務所に手紙を送ったのですが、待てども待てども返信はなし。埒があかないので、もうこうなったら僕から会いに行って、直接、弟子にしてください!って言うしかないなと思いました。こうなってからは迷いはないですよ。落語会のスケジュールを調べたら次の公演が名古屋会場だったので、一刻も早く会いたいと思い、東京から名古屋までの旅行計画を立てました。しかし、当時はフリーターでお金もなかったので、どう工面しようかなと考え、ヒッチハイクをすることにしました。名古屋まで4台乗り継ぎましたね。

co-ba:ヒッチハイクで!

志の彦さん:塞翁が馬と言いますが、貧乏旅行ゆえに選んだヒッチハイクがきっかけで、弟子入りすることができたんです。実は、僕を乗せてくれた運転手の方にヒッチハイクの経緯を話したんですね。そしたら、最後別れる時に「にいちゃん、頑張れよ」って応援してくれて、5千円をくれた人がいたんです。このことを師匠に話したら、「芸人っていうのは、人を喜ばせてお金を出させる気にさせる仕事だ」と。「お前はお前という人柄を持って運転手を認めさせて、5千円もらってきたんだから、もしかしたらそういう素質があるかもしれない。落語の世界は厳しいが飢え死にはしないかもな」と僕を面白がってくれて、そこでやっと入門を認めてもらいました。何回あってもダメって言われる人もいるし、入門待ちの人もいる自分の理想とする師匠の元に入門できて、本当に幸運でしたね。そこから僕の落語人生は始まりました。

co-ba:ここから落語家「立川志の彦」として歩み出していくわけですね。

志の彦さん:実際には「立川志の彦」として活動していくまでにはかなり時間を要しましたよ。入門した当初は、畳に正座して稽古するなんて世界は一切なくて、掃除・洗濯・車の運転などの身の回りの世話ばかりで、そしてとにかく怒られました。師匠を居心地よくさせることに集中しろと言われて、こんな毎日を過ごしていてこれ本当に意味あるのかな、って疑問に思ったことは何度もあります。実際、弟子入りしても、その後辞めてしまった人が50人はくだらないと言われているので、すぐに結果がでない厳しい世界なんだと痛感しました。ただ、24歳で入門するまで「僕にはこれしかない」と思ってたし、就職する道も自ら閉ざしたという後ろめたさもある分、ここで諦めたら自分の人生がなんだか全部ダメになってしまう気がしたんです。これはきっと何かメッセージが込められているに違いないと思い込み、踏ん張ることにしました。一見どんなに意味がなく見えることでも、常に師匠が何を考えているのかを想像しながら誠心誠意動くようにしたんです。すると、2年くらい経ってやっと、少し師匠の意図がわかってきました。

人を笑わせるというのは、これをいったら笑うとかこれをしたら笑うなんていう単純なものじゃない。いかにその場の空気を読むかが大事なんだって気づいたんです。いかに良いタイミングで、その場に一番合った言葉をチョイスするか。そういうのを直接指導するのではなく、体感的に身に付けろってことだったんだと思います。師匠一人を気持ちよくできないのに、何百人のお客さんを気持ちよくできるわけがありません。この期間は、僕が落語家としての芸の感覚を養う時間であり、舞台の上で大いに役立ちました。

一門に入る前も入った後も苦しくてどうしたらいいのか、もがいた時期もありましたが、落語をきっかけに人生が変わったので、落語に、そして師匠に出会えて本当によかったです。出会わなかったら、今頃どうなっていたんだろう。もしかしたら沖縄でマンゴーを栽培しているかもしれませんね(笑)

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落語家の僕がco-ba shibuyaを使うワケ。ここは縁が生まれていく場所

co-ba:コワーキングスペースを利用している落語家さんって言うとみなさん大半驚かれるのですが、co-ba shibuyaとの出会いについて教えてください。

志の彦さん:まだ前座だった頃、友人主催イベントでco-baに遊びにきたのが最初の出会いでした。「あ、いつかここで落語ができたら素敵だな」と胸に秘めていたら、本当に叶っちゃいました。co-baのネットワークってすごいですね。気づくと周りはco-baの関係者だらけだったんです。実は妻が、以前働いていた株式会社clearさんもco-ba会員さんだったりしました(笑)スタッフの山本さんや奥澤さん、co-ba会員のNPO法人モンキーマジック 水谷さんと出会い、実際に落語を見に来てくれて話したところ意気投合し、「立川志の彦落語会」「くらやみ落語会」などを一緒に開催させてもらいました。そうやって落語会を通してスタッフや会員さんと触れ合っていくうちに、co-baって温かみがあって面白いスペースだなと改めて実感しました。

実は、落語家ってウェブサイトやSNSを更新したり、台本書いたり、メールのやり取りをしたりとパソコン作業も結構多いんですよ。当時は恵比寿の風呂なしアパートに住んでいたのでクーラーに惹かれて入会を決めました。蓋を開けてみれば、co-baに来てから作業効率もあがったし、仕事に繋がる機会も増えました。ちゃんとコミュニティができてる場所だから、色んな人に繋いでもらったり、またここで会った人にお客さんになってもらったりして縁が生まれてくのも魅力的ですね。

タブーと言われる森の中での落語会。お客さんを楽しませたいからこそ慎重になる

co-ba:会員さんが志の彦さんの落語会に遊びにいくことも多々ありますよね。例えば、co-ba shibuyaを運営するツクルバが企画している、奥多摩のアクティビティを楽しむイベント「コリフェス2016秋編(2016年11月に開催)」でも、志の彦さんに落語会を開いていただきました。今回2回目のご出演でしたが、いかがでしたか。当初は前回5月に開催された春編同様、森の中で落語会を行う予定でしたが、天気が崩れてしまい急遽ログハウスに舞台が変更になりましたね。

志の彦さん:残念でしたが、このような事態は想定内です。どの落語会でも場所の雰囲気や客層に合うようなネタを複数用意して、状況に応じて適宜変えているんですよ。今回の場合はログハウスで暖炉で火を焚いたでしょう。火に関連する噺で何かないかなと探していて、最終的に(火事の話題が出てくる)「鼠穴」に決めました。

僕は、落語はライブ感が大事だと思っています。落語って、言ってしまえば頭から終わりまで物語として決まっていて台詞決まっているじゃないですか。お客さんに楽しんでもらうためには、落語家が一方的に話すんじゃなくて、いかにお客さんの間合いをみて対話をするかが腕の見せ所。お客さんが「あ、この人台本をしゃべっているのね」って分かったら冷めてしまうので、セリフやオチも決まってるんだけど、いかにライブ感を出せるかだと思います。例えば、その場所に適したもの、土地にちなんだ言葉を入れてパフォーマンスしています。それを考えるのは結構楽しいんだよね。

co-ba:確かに「鼠穴」の噺を知っていたお客さんも、大声で笑ったり、シリアスなシーンでは息を飲んで聴き入ってましたね。私自身も、暖炉の薪がパチパチと燃え上がる音の横で火事のシーンを聞いていたら、情景と語りがリンクしてきて、自分がどんどん物語の中に吸い込まれていくのを感じました。

(2016年12月に行われた「コリフェス2016秋編」。暖炉の薪が燃える横で聞く落語はなんとも言い難い風情があり、自分も物語の一人なんじゃないかと錯覚を起こすほど)

志の彦さん:いかに物語の世界に閉じ込めておくかっていうのはとても大事な要素なんですよ。実はこのコリフェスの落語は、落語家としてはチャレンジングなことでした。落語って本当に言葉だけの芸だから、環境の良し悪しで会の空気が大きく左右しちゃう。例えば、しゃべってるときに誰かが入ってきたり、携帯の着信音がなると、お客さんの集中がいとも簡単にプツッと途切れてしまう。どれだけ僕がライブ感を演出できたとしても、邪魔が入るとあっけなく笑いが起きなくなっちゃうんだよね。そういう意味では、(雑音の多い)外でやるっていうのは、実は他の落語家にとっては敬遠されるような場所なんです。

でも、今回声をかけてくれたのがこれまで何度も一緒に落語会を開催しているツクルバさんだったから、やってみようって思いました。ツクルバさんが目指す温かみのある場づくりが本当に大好きで、僕の目指す落語の場づくりにもピッタリなんですよね。この人たちとだったら、森の中でも楽しい落語会ができるかなと思いました。もし何にも関わりのない人たちが外でやるから出てくださいって言われたら、正直迷っていたと思います。

co-ba:これまでco-ba shibuyaを舞台に落語会を開催してきた背景がありますもんね。それでも、ある意味タブー化されている場所での取り組みは、緊張しましたか?

志の彦さん:そうですね、初めての挑戦だったので大丈夫なのかなって一瞬不安がよぎりました。落語は一席一席が勝負ですからね。初めて落語を聴きに来てくれたお客さんがそこでつまんないなって思ったら、その人にとって、僕だけじゃなくて落語自体がつまんないものって思われてしまう。それだけはどうしても避けたいんです。僕にとって、足を運んでくれたお客さんをちゃんと喜ばせるというのが何よりも最優先事項なので、(場所に縛られず落語会を開けるだけに)場所選びは慎重になりますよ。

co-ba:なるほど、色んなところでできるっていう自由度がある分、そこに対してお客さんが果たして楽しめるのかというバランスを模索しながらやっていらっしゃるんですね。

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(2016年5月に行われた「コリフェス2016春編」。森の中での一席。観客は丸太の上に座り、澄んだ空気の中で落語を味わった)

志の彦さん:毎月渋谷にあるUPLINKという場所で落語会を開催していますが、あそこは本来はミニシアターでカフェも併設されていて、おもちゃ箱みたいな雰囲気が特徴なんです。なので、お客さんが足を踏み入れた瞬間、なんだか楽しいなって気分にさせてくれます。でもそれがもし暗い路地の怪しいビルの一室だったら、入った時点で大丈夫なのかな?って不安から始まってしまいますよね。それを逆手にとってできることもあるかもしれないけど、場の面白さとか温度感が僕は大事ではないかと思っていて、はじめに入ったときにみんながちょっとワクワクってするような会場をなるべく選ぶようにしていますね。そういう意味では、コリフェスみたいなかわいい雰囲気と落語の相性は合っているかもしれないですね。

「立川志の彦」を通じて古典落語の面白さを世の中に届けたい

co-ba:co-baのコンセプト「チャレンジを応援する場所」にちなみ、これから志の彦さんがチャレンジしてみたいことを教えてください!

志の彦さん:まずは基本である古典落語本来の面白さを若い世代からお年寄りまでたくさんの人に発信していきたいです!

落語は、リズムとテンポと間で語ると言われているのですが、時代によって面白いと感じるところが全然違うんですよね。世の中が日々変化している中、時代の変化に合わせて落語も追求して変えていかなければならないと思っています。

まだまだ若手で成長過程ですが、いまの「立川志の彦」というフィルターを通して、同世代の人たちや共通感覚を持った人たちに届けられるものがきっとあると思うんです。落語を聞いたことがない人もたくさんいると思いますが、僕自身も落語を初めて生で聴いたのは入門の一年前でした。そんな僕だからこそわかりやすく落語の魅力を伝えたいですね。

落語をより身近に感じてもらうために、色んな場所でやっているのかもしれません。高いと思われている落語の敷居を下げて、これまで落語を聴いたことない人でも「立川志の彦」をきっかけに落語に興味を持ち始めてくれたら嬉しいです。落語ってほんと面白いんですよ!

co-ba:実際、私が志の彦さんの落語会に友達と行った時に「落語には興味あったけど、きっかけがなくて聞いたことなかった。誘ってくれてありがとう」って言われたんです。古典落語というと年配の方の娯楽だというイメージがまだあると思うんですけど、志の彦さんがエンターテイメント性のあるイベントや様々な場所で落語会を開いてくださるおかげで若い層が落語に出会う最初の一歩になっているなと思いました。

志の彦さん:そうですね、確かに落語は年配の方の娯楽というイメージだったかもしれません。それどころか昔は落語を聴くのはダサいというイメージもありました。でも師匠はじめ先輩方のおかげで今は時代が回って感度の高い若い世代の人が少しづつ落語に興味を持ってくれています。色んなところでやるのはあくまできっかけ作りで、来ていただいたお客様に落語の魅力を伝えるにはちゃんと実力が必要ですから、落語家としての土台をこれからも磨き続けていきたいです。いつか、落語を聴いたことないなんてダサい!と言われるような時代にしたいですね。

co-ba:co-ba NETWORKも現在全国15拠点に展開しているので、ぜひそこでも!

志の彦さん:いいですね!これまでco-ba shibuya、co-ba ROYAL ANNEXco-ba kesennumaで落語会を開催したけど、とても積極的に楽しんで落語会を作ってくれました。どの場所もそれぞれの個性的な色がありましたが、どこにも共通してるのは場の温かさと魅力的な人たち。さすがツクルバさん!せっかくですのでこっちも会場に合わせたネタを選びました。賃貸マンションの中にあるco-ba ROYAL ANEXでは大家と店子がテーマの話、co-ba kesennumaでは東北の旅の話をしてライブ感たっぷりの落語会を楽しんでくださいました!地方で開催するってなかなか難しいのですが、信頼関係のある人たちが作ってくれてる場所だっていうだけで安心感がありますからね。せっかくco-ba会員なんだし、co-ba NETWORKを制覇してみたいです

co-ba:立川志の彦co-ba全国ツアーの計画立てましょう!

志の彦さん:いいですね、2017年の目標はそれで(笑)全国のみんなに落語って面白いんだぞっていうのを僕が伝えて、世の中に落語ファンを増やしていきたいです!ご興味のある方いつでもオファーお待ちしております!

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(co-ba kesennumaで開催された落語会の様子)


ありがとうございました!
渋谷 UPLINKでの新春公演は2017年1月9日(月・祝)に行われます。ぜひ足を運んでみてくださいね。


[Profile] 立川 志の彦(たてかわ しのひこ)

立川志の輔一門

落語家 立川志の輔一門
1983年5月28日生まれ。東京都練馬区出身。
日本大学文理学部体育学科卒 。
幼少の頃から大学までサッカー一筋。
大学卒業後、新宿明治安田生命ホールにて立川志の輔の落語に出会い衝撃を受け、 その一年後に公演先の名古屋まで練馬からヒッチハイクで向かい入門志願。渋谷 UPLINKにて毎月落語会を開催中!
若い世代から、ご年配、幼稚園生まで、幅広い世代に落語の魅力を伝えるために日々活動中の、今注目の若手落語家の一人。
前座時代から恵比寿周辺に生息する 、自称恵比寿落語家。

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