株式会社ツクルバが運営する中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」は、2020年9月の集計で、個人向けの住まい購入サービスの会員数が20万人を突破しました。昨年7月の10万人突破から1年余りで約2倍の成長となりました。
新築住宅の価格が高止まりするなか、住宅市場では、中古住宅は新築住宅を超えて首都圏の住宅購入のファーストチョイスとなっています。
そんななか、カウカモは主にサービスを展開する東京都区部において、中古住宅検討者の8人に1人に利用されています。今後もカウカモは、「中古・リノベーション住宅流通プラットフォーム」として、住宅の流通に関わる様々なサービスの提供を通じ、中古・リノベーション物件の需要およびカウカモ会員の増加に対し、物件供給と住宅の売却サービスの拡充を進めてまいります。
カウカモ、個人向け住まい購入サービスの会員数が20万人を突破
カウカモは、中古・リノベーション住宅の流通プラットフォームとして、個人向けには「住まいの購入・売却サービス」を、法人向けには「物件の仕入れ・企画・開発・販売サービス」を展開しています。
この度、サービス正式版のリリースから5周年となる2020年9月に、個人向け住まい購入サービスの会員数が20万人を突破しました。昨年、2019年7月に10万人を突破してから1年余りで約2倍の成長となります。
成長する中古住宅市場。2025年には半分が築25年以上に
カウカモが取り扱う中古マンション流通市場は、首都圏の新築マンション用地確保の限界などの理由から、急速に成長しています。首都圏1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)の中古マンション流通市場は、2013年から2018年の5年間で1.32倍に拡大しました。首都圏では、2016年以降、中古マンションの成約戸数が新築マンションの供給戸数を上回っています。
このように、首都圏では、中古マンションが住宅購入のファーストチョイスとなっています。今後も新築マンションの供給減少を受けて、中古マンションの流通シェアの高まりが予想され、2015年にはストックベースで3割程度であった築25年以上の首都圏の中古マンションの比率は、2025年には全体の半分となると予想されています。
東京都区部の中古住宅購入検討者の8人に1人がカウカモ会員
カウカモの月間アクティブ会員数は5万人超(2020年7月時点)となっています。毎月5万人以上の方がカウカモの住まい購入サービスを通じて中古住宅を探しています。
主にサービスを展開している東京都区部の中古住宅購入検討者数は、約40万人※と推計され、東京都区部の中古住宅購入検討者の8人に1人がカウカモのサービスを利用しています。住宅購入を考える方が多いと一般的に考えられているファミリーやDINKSの方のみならず、多くの単身の方にも暮らしの豊かさを求めてサービスをご利用いただいています。
▶お客様事例
https://cowcamo.jp/magazine/column/category/cowcamograph
※ターゲット層人口×5年以内に住み替えを希望する割合(D)により算出
D:「今後の住み替え・改善意向(5区分)/家計主の年齢(8区分) 」総務省統計局において世帯主の年齢が50歳未満の世帯のうち、5年以内に「住み替えたい」と答えた世帯の割合(23.6%)
カウカモで、追加リノベ・フルリノベを希望する購入者が増加
カウカモで物件を購入する個人の方は、リノベーション済みの物件を購入される方が7割ですが、3割の方は、追加リノベーションや未改装物件のフルリノベーションをされています。カウカモユーザーの特徴として、物件の築年数にこだわらず、自分のライフスタイルにあった物件を探す傾向があります。
カウカモでは、追加リノベーションやフルリノベーションのニーズに応え、物件の仲介のみならず、お客様ひとりひとりのライフスタイルにあったリノベーションをスムーズにおこなうためのサービスも提供しています。
住まい売却サービスを強化し、流通プラットフォームとしての機能を強化
カウカモの住まい購入サービスの利用者増加に伴い、より多様な物件が求められています。そこで、これまで培ったデータ・ノウハウおよび20万人を超えるカウカモ会員のアセットを活かし、中古マンションの売却を希望される方に対し、より早く適正な価格での売却を行うためのサービスを強化してまいります。
【個人のお客様向けサービス「カウカモ マンション売却サポート」(https://cowcamo.jp/seller)】
今後も、カウカモは、住まいの購入・売却に関わる顧客情報の蓄積と、優良な物件情報を集約。それらをデータとして活用し、流通に関わる様々なステークホルダーが利用できるサービスを提供することで、より良い住まいの流通の実現を目指します。