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ツクルバ、丸井グループへ 第三者割当により種類株式を発行 「種類株式による調達と合わせ新株予約権付社債を 買入消却、財務基盤強化を実施

株式会社ツクルバ(本社:東京都目黒区、代表取締役CEO:村上 浩輝、以下「ツクルバ」)は、丸井グループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:青井 浩、以下「丸井グループ」)に対し、7億円分の種類株式を発行することを2022年6月13日に決議しました。同株式の発行により調達した資金は、現在丸井グループが保有している既存の新株予約権付社債の買入消却に用いられます。

これらは実質的には社債の資本への転換になるため、ツクルバの財務基盤の強化につながります。この強固な財務基盤を基に、中核事業である中古住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」の事業成長をこれまで以上に加速させていきます。

また、ツクルバは、これにより丸井グループとの共創関係を一層強固なものとし、既存の共創事業の拡大、および、両社のアセットやノウハウを活かしたさらなる共創事業の創出を目指します。

なお、種類株式の新規発行は、2022年10月の定時株主総会での承認をもって実行されます。

種類株式発行の背景

丸井グループが「小売」「フィンテック」と合わせて三位一体で取り組む「共創投資」における、本業シナジー型投資の上場企業第一号として、2020年7月に両社は資本業務提携を締結しました。両社はお客さまの自分らしさの追求に寄り添う「共創」の姿勢で一致し、住環境領域を中心に、すべての人がライフステージごとに自分らしく暮らせる社会の実現を共に目指しています。

共創事業の第一弾として、2022年3月にコミュニティ型リノベーション賃貸マンションブランド「co-coono(コクーノ)」を立ち上げました。これにより、丸井グループでは住領域におけるLTV(ライフタイムバリュー)の向上が見込まれるほか、ツクルバでデザイン受託やリノベーションプロデュース事業の領域拡大、リノベーション賃貸を通じたカウカモ事業とのシナジー効果の創出が期待できます。

さらに、カウカモとして初の体験型ショップ「カウカモショップ 丸井吉祥寺店」を、2022年5月20日に丸井店舗内に開業しました。丸井グループが物販中心の「モノを売る店」から「体験を提供する店」への転換を進めている中で、中古住宅の売買やリノベーションに関する体験を重視するというカウカモショップのコンセプトが合致し、実現に至ったものです。

このように共創が具体化し成果が出てきているなか、両社の関係をより深化し、共創を推進していくために、今回の資本関係のアップデートに至りました。

また、ツクルバは中核事業であるカウカモの事業成長による企業価値の最大化を目指すため、今回の資本関係のアップデートで財務基盤が強化され、事業成長をより一層加速させることができます。

今後の展開

「カウカモ」のプラットフォーム戦略の推進による事業成長の加速

これまで推進してきたカウカモ事業のプラットフォーム戦略をより一層進捗させ、企業価値の最大化を目指します。カウカモは、住まいの購入を検討する方向けのサービスを行う「デマンドサイド事業」、住まいの売却を検討する方向けのサービスを行う「サプライサイド事業」、それぞれの事業ごとのマネジメントをこれまで以上に最適化していく方針です。このことにより、それぞれのユーザーニーズにさらに応えられるようになり、強く支持されるサービスとして成長し、中古住宅売買のプラットフォームとしての存在感を高めてまい参ります。

既存の共創事業の拡大、さらなる新規事業の創出

すでに展開を開始している「co-coono(コクーノ)」の拡大や、「カウカモショップ」におけるユーザー体験の向上を、今後も進めていきます。

また、丸井グループの「小売」「フィンテック」、ツクルバの中古住宅の流通プラットフォーム「カウカモ」、シェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」、そしてオフィス設計領域のノウハウやアセットのシナジーで、住環境分野を中心に、個人の自分らしさと一生のライフステージに寄り添う共創事業を順次展開していく予定です。

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